なぜ、NihongoDekitaを始めたのか

株式会社DEKITAの創業者である私は、アメリカの大学で日本語教師として働いていた頃、移民の子供たちに関するコースを受講し、移民が直面するさまざまな問題に深く心を動かされました。外国人が多い愛知県で育った経験から、日本にも支援を必要としている人々が多くいることに気づき、日本に帰国してからは外国籍の方を顧客とする人材派遣会社で働き始めました。
その仕事を通じて、外国人の方々が日本で生活するために必要な知識が圧倒的に不足している現実に直面しました。時給1,100円で家族を支えながら母国に仕送りをしている人々、彼らの給料が日本語力によって大きく左右されること、そして受け入れ企業側の日本人が外国籍の人々と働くことへの理解が十分でないことを目の当たりにしました。また、人材派遣会社が労働者をお金としてしか見ておらず、彼らの生活を支援しているとは到底思えない状況に失望しました。そこで、日本での生活に必要な知識を蓄え、日本語力を向上させることが、彼らの生活の底上げにつながると考え、日本語教育の道に戻ることを決意しました。

私の思いは、日本語学習者が成功体験を積み重ね、楽しく学び続けてほしいということでした。そこで「NihongoDekita」という名前で、まずはSNSでの情報発信を始めました。当初は顔を出さず、画像のみでの投稿をしていましたが、それでは面白さや楽しさが伝わらず、フォロワー数も伸び悩んでいました。そこで、私自身がよく見ていた海外のTikTokのエンターテイメント性にヒントを得て、日本語教育も楽しんで見ているうちに自然と学べるような動画を配信しようと決意しました。動画配信を始めたところ、最初の投稿からわずか2週間で1万人のフォロワーが増え、3ヶ月後には10万人を達成。それをきっかけに、プライベートレッスンの問い合わせが増え、オンラインコースを開講してほしいという声が寄せられるようになりました。このタイミングで個人事業主として「NihongoDekita」を立ち上げました。
しかし、プライベートレッスンの枠がすぐに埋まり、レッスンの問い合わせは増え続けました。需要に応えるため、コミュニティーを立ち上げ1年半にわたって運営しましたが、参加者の日本語レベルがさまざまで、提供するサービスにシンプルさが欠けてしまいました。その結果、サービスの質に満足してもらうことが難しいと感じ、コミュニティーを閉鎖しました。そこで、レベル別のグループクラスをZoomで開講することを決意し、オンライン日本語スクールを立ち上げました。初級コースからスタートし、続々と要望が寄せられる中でレベル4までのコースを開講しましたが、学習者のフォローアップや宿題の添削が一人では困難だったため、ティーチングアシスタントを採用しました。この時点で法人化し、株式会社DEKITAを設立しました。

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